思うがままに。

鬼滅の刃無限列車編』

 意地でも見なかった映画である。というのも、20年前映画館で見た『千と千尋の神隠し』と興行収入で張り合っていたからだ。当時は、千スゲェな、豚になった両親見分けられるのかと思うだけの映画(御無礼)であった。改めて見返してみて1番の思うところは、「一度あったことは忘れないないものさ。覚えてないだけで。」という言葉が与える衝撃だ。当時7才?であった私ではなく、まるで、今ここにいる、日々の暮らしに悩殺されている私(アラサー)に向けて送っているようでゾッとした。当時この映画に携わっていた大人たちは20年後の視聴者にそんなイメージを与えるためにこの言葉を紡いだのであろうか。

 と、過去の回想と思うところはこの辺にして、『鬼滅の刃無限列車編』の地上波初放送を楽しみにしたいと思う。